Mr.Children Hall Tour 2016 虹@日本武道館
はじめまして。ゆりこと申します。
簡単に自己紹介します。Mr.Childrenが大好きな大学一年生です。ナカケーこと中川敬輔さんを異常なまでに愛しています。
この度は、大切なライブの思い出を文章に残したいという思いから勢いでブログ開設しちゃいました。
さて、早速ですが本題に入りたいと思います。
2016年10月7日(金)。
Mr.Children Hall Tour 2016 虹@日本武道館 に行ってきました。
Mr.Childrenにとって、武道館はアマチュア時代から目指していた特別な場所。わたしは終末のコンフィデンスソングスの武道館公演のDVDがMr.ChildrenのライブDVDの中で1番好きで、あの空気感や一体感がたまらなくて、いつかわたしも武道館でMr.Childrenを見たいと夢見ていました。それがまさか叶う日が来るなんて思いもしませんでした。
まず、入場の時の話からしたいと思います。はじめての電子チケットでちゃんと入場できるか不安でしたが、無事入場できて、QRコードを機械にかざすと席番号の書いてあるレシートが発券されました。席は2階東ゲートの前から4番目。正直最初のFC先行で取れて、良席を期待していたので、うわ〜2階か…でも入れるだけで幸せだからいいやって感じでした。実際会場に入ってみると、武道館なだけあって狭い!!しかもめちゃくちゃナカケー側!!思ったよりも近かったです。しばし開演を待ち、暗転して、うわあああああ始まるうううう!!って、ライブのこの瞬間が大好きです。
では、一曲一曲振り返っていきたいと思います。
1.おとぎ話(新曲)
いきなり新曲きた〜〜〜ライトが点々と付いているだけで暗くてメンバーほとんど見えず…。曲調はしっとりとした感じ。でも歌詞が「ある人は覚醒剤で警察に連行されて ある人は猥褻行為を雑誌に暴かれた」といった、今の社会を風刺しているような心に突き刺さってくるような感じでした。
2.水上バス
スパファンで一二を争うくらい大好きな曲。やばい泣きそう…最初の優しいギターの音色から始まって桜井さんの美しい声が響き渡る。ああ、わたしほんとに今Mr.Childrenのライブにいるんだって感極まっちゃいました。
桜井さんのMCがここらへんにあったはずなんですが定かではない…とりあえず最初のMCのお話を挟みます。
まず、ここ来るときに表になんて書いてあったか見た?Mr.Childrenホールツアー虹…あれ?ここホール?って桜井さんがツっこんでました(笑)ホールにしては広すぎるけれど、武道館の二階席の上の方の席は、1000人〜2000人規模の小規模なホールの1番後ろの席とそんなに距離は変わらないと言ってました(それだけ武道館は狭いということを言いたかったのかな)
Mr.Childrenは来年デビュー25周年を迎えます。この中途半端な24周年に、25周年を迎える前に何かやり残したことはないかと考えたときに、ホールツアーってあんまりやったことがなかったなって。アマチュア時代からずっとライブハウスでやってて…で、そこそこホールでもやり始めたところで大ブレイクし始めちゃって(笑)そこで、ホールツアーで全国を周ろうということになりました。今回のツアーはサービスモニターがない分、生のいい音を感じてほしい。今日僕はスタンドにいるビールの売り子さん。音楽をいっぱい詰めたタンクを背負って、みんなの近くに行って、耳の中にチューっと(売り子さんがビールサーバーのレバーを引く真似をしながら)。みなさんの鼓膜を震わせて、その奥にある心も揺さぶりたいと思います。
ここから桜井さんの武道館についての思い出話が始まって、桜井さんはまだアマチュアの頃、シミズ舞台という会社で会場設営のバイトをしていて、矢沢永吉さんの武道館ライブでアリーナ席のパイプ椅子を結束バンドで結束させて、終わったら結束をカッターで切る仕事をしていたそう。どうしても中を見たくて、こっそり扉の隙間から中を覗くと、たくさんの人がタオルを真上に投げて盛り上がってて。白のつなぎを着てる人がたくさんいた。
だから、今日会場設営のバイトをしている人の中に未来のスターがいるかもしれない、と言ってました。
思い出せるのはこれくらいかな…
3.Melody
REFLECTIONからこれ来たか〜〜ちょっと意外でした!でも音博でやってたから納得!Melodyは特別好きでもないけど地味に好きな曲です。クリスマスの曲かと思いきや、「クリスマスみたいに光る」だから実際クリスマスの曲ではないっていうね。
4.You make me happy
これもまたREFLECTIONから!!ジャズっぽくて好きなんだよね〜〜ナカケーのベースが好き!!聴いていてほっこりしました。
5.クラスメイト
ナカケーのベースから始まるこの曲。ライブで一度は聴いてみたいって思ってた曲。前半のセトリは見てて、クラスメイト入っててこれ後半に絶対残しててほしい!って思ってたから、めちゃくちゃ嬉しかった。
はいきた〜〜〜大好き〜〜〜!!!これも前半のセトリに入ってて、残してほしいと思ってた曲!ナカケーのベースがかっこよすぎるんですよこの曲。ベースの音に聞き入ってました。
7.しるし
会場入る前にツアトラの前いたら、めちゃくちゃしるしのリハの音漏れ聞こえてきたからやるのはわかってた。キー下げてやってたかな。やっぱりしるしは名曲。
8.Over
桜井さん以外のメンバーは捌けて、ステージには桜井さんのみ。アコギで弾き語り。♪何も〜語らない〜って始まった瞬間わたしパニック!!!Overめちゃくちゃ好きなんですわたし。人生で一度はライブで聴きたい曲だったからほんとに嬉しかった。涙腺緩みまくり。1番歌って、♪虚しくて〜で桜井さんが突然歌うのやめて、会場ええええって反応。ここから桜井さんのOverについてのMCが始まりました。Overは23歳のときに書いた曲で、あの頃は歌詞に意味を持たせることなんてできなかった。
デモのタイトルは2ビートでKAN。あのKANさんです。当時、ギルバートオサリバンが好きで、「Alone Again」という曲の影響を受けた。Overは明るい曲調だけれども、歌詞は男が別れた心情を歌っていて、反対の雰囲気で作られていて。この歌詞はこれを歌うこの男にしかわからない。
「顔の割に小さな胸や」という歌詞が物議を醸しているけれど、顔や胴体が大きいのに小さい胸なのか、目鼻立ちはパッチリしているのに胸はパッチリしてないのか、どちらでもなく特に意味はない。今だったら絶対書かないような歌詞だし、今書いても受けなかったと思う。Overは、Love is overと、悲しみを男が超えるOverの二つの意味がある。
次の歌詞、好きなんだ。
と、ここから2番を歌い始め、最後に「Alone Again」も歌ってました。
9.もっと
わたしの大好きなアルバム、HOMEからの一曲。ライブで聴くとすごく良かった。思わず聴き入ってしまった。
10.掌
♪All for one for all but I am one. All for one for all but you are one. というコーラスからスタート。メンバーがコーラスしてるうううナカケーがコーラスしてるうううめちゃくちゃ興奮しました。サニーさんと桜井さんの♪それぞれが〜夢見てること〜ってとこの掛け合いがめちゃくちゃ良かった。サニーさん美声…てか今回サニーさんのコーラスの音量でかいなって思ったんだけど気のせいかな。ナカケーがスタッフの人(小山さんかな?)に何かを上げろって手で上上って合図してたのがかっこよすぎた…
11.ランニングハイ
きた〜〜〜!!!テンションぶち上がった。全力で手拍子した。桜井さんステージ上をめちゃくちゃ走り回ってた。ずっとしっとり系の曲が続いてたから、やっと盛り上がる系の曲きたぁぁぁって感じでした。
12.PADDLE
これもツアトラ前でリハの音漏れ聴こえて、PADDLEやるのか??まさか??と思ってたらほんとにやってくれたからテンション崩壊した。PADDLEめちゃくちゃ大好きでこれを生で聴くまでは死ねないと思ってたから、もう嬉しすぎた…今回のツアーのアンケートで1番良かった曲PADDLEって答えました。それくらい好きです。「行こうぜ!!!」「It's OK!!!」って叫んだのめちゃくちゃ楽しかった。
13.終末のコンフィデンスソング
ああああわたしの大好きな終コンDVDの一曲目!!憧れの終コン武道館の世界にちょっと行けた気がしてほんとに嬉しかった!
14.血の管
桜井さんサニーさん以外は捌ける。血の管ってわたしあんまり聴かなくて、いつも飛ばしちゃう曲なんだけど、生で聴くとうおおおこの曲すげえってなった。血の管やるってすごいよね。
15.こころ(新曲)
会場入る時に配られたウェルカムカードに歌詞が書いてあったこの曲。
「誰が喜ぶでもない 気に掛けもしない 取るに足らぬ出来事で 嬉しくなれるのはあなたが 心を僕に与えてくれてるから」
曲調はしっとりとした感じで、歌詞が良かった。
16.旅立ちの唄
イントロ流れてあれなんだっけこの曲って一瞬なった(ごめんなさい)。うん、この曲はほんとに背中を押してくれるね。とても良かった。キー下げてたかな。
17.東京
武道館の夜にこの曲をやります。という桜井さんの言葉から始まったこの曲。東京やるの武道館だけなのかと思ってたら他の会場でもやってたみたいだね。東京はスパファンの中で水上バスと並んで大好きな曲。生で聴けて嬉しかったなぁ〜。
18.足音〜Be Strong
なんで自分だけこんなについてないんだろう…って思うこともあるかもしれないけど、その1歩1歩の足音を聴いている誰かが必ずいます。という桜井さんの言葉から始まったこの曲。ほんとに桜井さんが紡ぐ言葉って素敵すぎる。涙出てきちゃう。足音はMr.Childrenが初めてセルフプロデュースで作った大切な曲。やっぱり本人たちの思い入れもすごく強い曲だと思う。REFLECTION、未完、対バンツアー、そして虹とずっとツアーで欠かさずやってる曲。足音を演奏してるメンバーは最高に熱くてかっこよかった。桜井さんの「いえへっへ」もとても調子よかった。ナカケーが頭ブンブンしながら演奏してるのが超かっこよかった…
19.通り雨
うわ〜〜〜大好きな曲。1番は普通に歌って、2番に入る時に桜井さんがJENの方に行くから、え?なに?って思ってたら桜井さんがJENにマイク向けて歌わせるというサプライズwww
♪甘えるのが嫌で 寂しいのが苦手 あまのじゃくだと 君は笑うけれど
をJENがふざけて歌ってたwwwJENまじキモいwwww会場爆笑wwww
あとサビの部分を小春ちゃんがコーラスで歌ってたんだけど、声がめちゃくちゃかわいかった!!!
20.虹の彼方へ
KIND OF LOVEから!!!もう虹ツアーにぴったりの曲だよね!!!めちゃくちゃ興奮した!!!
メンバーが全員ステージの前の方まで出てきてくれて横一列で演奏してた。感無量。本編の最後が虹の彼方へって最高だよね。
ここで本編終了。メンバー捌ける。JENが出口間違えてたwww
ここからアンコールになります。
メンバー登場。桜井さんサニーさんは白のヒカリノアトリエTシャツ、JENは黒。ナカケーは黒のポロシャツ。田原さんは忘れた(ごめんなさい)
桜井「どうもありがとぉぉぉ」
観客(男)「桜井さぁぁん」
桜井「最近は男にしか呼ばれなくなったなぁ」
観客(女)「桜井さん!桜井さぁぁん!(必死にみんな叫ぶ)」
桜井「もう遅いよ!うそ、男性もありがとね」
21.名もなき詩
みんな叫びたいんでしょ??歌いたいんでしょ??やろうか!!!
\ジャガジャーン/
うおおおおおお(歓喜)めちゃくちゃテンション上がった。サビはみんなで合唱。全力で大声で歌った!楽しすぎた!!やっぱりこれがライブの醍醐味だよね!!
イントロ流れた瞬間、会場うおおおお。トゥモネバやる時みんなうおおおってなるよね。やっぱりMr.Childrenといえばトゥモネバみたいなところあるから。言うまでもなく名曲。
観客(男)「健!!ちゃん!!」
桜井「いつからみんなとこんな仲良しになったんだろうね。心地いいです、ありがとう。」
聞き慣れた曲を続けてやってきたので、1番新しい曲やります。あの朝ドラのやつです。みんな見てる?俺、昨日泣いちゃった(かわいいいいい)。何気に見ちゃうよね。これから嫌というほど流れるこの曲を、みんなが飽きないうちにやります。
ホールツアーの前に何曲かラララとかで歌ったデモ音源を作ってて、このヒカリノアトリエのデモ音源に「虹」というフレーズが出てきて、田原が「ツアー名、桜井が歌ってた虹は?」という発言から、ツアータイトルが虹になった。ここで田原さんにスポットライトが当たるも、田原さんスポットライトから横にススッと逃げるwwwそしてそれを照明さんが追いかける、また田原さん逃げるwww追いかけっこみたいになって、最終的にライト消されて会場爆笑。田原さん天使すぎた……かわいすぎた……。
REFLECTIONといい虹といい、田原さんの発言で決まって、田原さんの一言ってめちゃくちゃでかいんだなと改めて思いました。そして何よりセンスがいい。
ツアー中に熊本で地震があって、ライブに来れない人がいた。その時に出したコメント、
「止まない雨はないです。雨の後に虹が出ることもあります。出ないかもしれない。でも空に架かった虹を見逃さないために、出来るなら下を向かず、前を向いて、空を見上げてください。」
これをそのまま曲にしました。
23.ヒカリノアトリエ
キー下げ。もうイントロから泣けてくる。この曲、聴けば聴くほど良い。「優しすぎる嘘で涙を拭いたら 虹はもうそこにある」っていうフレーズがすごく好き。辛いことがあっても、できるだけ下を向かずに前を向いていれば、気持ち次第で何かが変わってくるかもしれないよっていう桜井さんのメッセージが伝わってくる。
2番に入る前のドラムがなんか今までに聴いたことのない感じだった。生でフルで聴けてほんとに嬉しかった。
ここからまたMC。
楽しい時間はあっという間です。
今日は金曜日…開演は18時半で?到着するのギリギリだった人いるでしょ?俺見てたもん!
でもそうやって忙しい中駆けつけてくれるみんながいるから、僕たちはこうやって幸せに音楽を続けることができてます。ほんとにありがとね(このありがとね、の言い方がすっごい優しくて泣きそうになった)。
今から別れの曲を歌います。これは、僕ら(Mr.Children)の曲ではありません。みんなと僕らの曲です。
24.僕らの音
バイバイ…バイバイ…バイバイ。わたし涙腺崩壊。最後に僕らの音とかずるくない??ねえ。
君は9月の朝に吹き荒れた通り雨 叩きつけられて(ここの音下がるとこすごく好き) 虹を見たんだ そこで世界は変わった
「信じた音を奏でよう 間違ってなんかない きっと正解もない これが僕らの音」
これで終了しました。
その後なんか、桜井さんがナカケーにすごい近づいていって、何か話しかけてるっぽかった!!(萌)
みんなでお手手つないでお辞儀。ナカケーと小春ちゃんお手手つないでてうわぁ羨ましい…って若干の嫉妬()
田原さんナカケーはお手ふりしてすぐ捌ける。桜井さんJENは最後まで端の方まで行ってお手ふり。
桜井「ありがとう、武道館!またやろうね!」
JENまたもや出口間違えるwww
以上でライブ終了となりました。
本当に最高の夜だった。今回の虹ツアーは行けない人がたくさんいる中で、奇跡的に当たって、始まる前から緊張が止まらなかった。まさかこのタイミングでMr.Childrenがホールツアーをやるなんて思わなかったし、この先もきっとそうたくさんやる機会はないと思う。ほんとに貴重なツアーだと思う。
今回のツアーは、いつものアリーナやスタジアムでのみんなでワイワイ盛り上がるライブじゃなくて、落ち着いたしっとりとした曲が多くて、Mr.Childrenが奏でる「音」そのものをじっくりと聴くことができる、あったかくて優しいライブだった。
Mr.Childrenは来年デビュー25周年。どんなことをやってくれるのかな。きっとMr.Childrenのことだから、私たちファンをびっくりさせるようなことをしてくれるはず。
Mr.Childrenのライブに行くと、とてつもない興奮と感動を味わうことができて、ああ、この人たちのファンでいられてわたしはほんとに幸せだなと思う。Mr.Childrenに出会えて、好きになれて、ほんとによかった。
彼らがこれからもずっと健康で音楽を続けてくれたらわたしは幸せだ。
Mr.Childrenはわたしの生きる意味。彼らがいなきゃわたしは日常を乗り越えられない。彼らにまた会える日まで、頑張ろうと思う。またハッピーを持ち寄って、みんなででかいハッピーにする、その時まで!バイバイ!
ありがとう、Mr.Children。